2017年8月22日火曜日

小型月着陸実証機(SLIM)、H-IIAロケット相乗りによる打上げ検討へ。初期検討に着手。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が計画中の小型月着陸実証機(SLIM)について、H-2Aロケットの相乗りによる打ち上げを検討していることが分かった。JAXAは当初、SLIMについてはイプシロンロケットによる打ち上げを行うとしていたが、今年6月、三菱重工に対し、H-2Aロケットの相乗りの初期検討を発注した。



SLIMは日本初の月着陸実験機。JAXAの宇宙科学研究所において研究開発が行われている。開発は技術提案方式により三菱電機が受注した。


今回JAXAはH-2Aロケットの民間移転先である三菱重工に対し、SLIMのH-2A相乗りの検討を随意契約で発注。JAXAによれば、検討にはH-2Aロケットの能力等に関する技術情報が必要であり、三菱重工以外には担えないとしている。


詳細はJAXAの「契約に係る情報の公表」を参照。
JAXA「契約に係る情報の公表(平成29年度)
JAXA「契約・調達情報

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