2017年9月2日土曜日

【平成30年度概算要求】衛星データの利用拡大進める。オープン&フリー化、データ統合と小型ロケット開発で多面的に取り組む。(経産省)

平成30年度概算要求で計上された各府省の計上内容を、新規事項を中心に紹介する。経済産業省は2030年代早期までの宇宙産業の市場規模倍増を目指すとして、データのオープン&フリー化などを進める。また、衛星データ利用拡大の一環として小型ロケットの開発にも取り組む。今後、各府省の計上した概算要求をもとに、財務省による査定が行われ、政府予算案がまとめられる見通し。



経産省が公開している衛星画像(西之島)
出典:経産省ウェブサイト


経済産業省は2年ぶりに「経済産業政策の重点」として宇宙予算を掲げた。衛星データのオープンフリー化施策や小型ロケットの開発など19億円を計上している。


政府が保有する衛星データを民間利用者の使いやすい形に編集・加工した形で、データを開放するため、環境整備等の事業費として13億を計上している。さらに、準天頂衛星を活用した渋滞緩和システムなど衛星と地上のデータとの統合利用に向けたシステムの整備や衛星利用の拡大に資する小型ロケットの開発にも取り組むとしている。


詳細は経済産業省の概算要求関連資料を参照。

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